散骨する前に

お葬式

故人様が亡くなってからのお葬式は、ご遺体の処理という意味で、なるべく早く行われます。

最後のお別れに次々と来られる方への応対に追われて

故人様とのお別れをゆっくりしている場合ではありません。

最近は家族の者だけでゆっくりとお別れをする家族葬が増えてきましたが、

それでも故人様の傍に寄り添っているだけであっという間に時間が過ぎてしまいます。

故人様のご遺体が火葬されて骨壷に納められ、

家に帰ってくると放心状態になってしまいます。

故人様の入るべきお墓がある場合には四十九日まで家でお祀りしてから納骨しますが、

入るべきお墓が無くて、故人様の遺言や家族の者の意向などで散骨する場合には、

お葬式と違って急ぐ必要はありませんので、ゆっくりとお考えください。

故人様の遺言で散骨

遺言書

故人様の意思や遺言で散骨を希望されていた場合には、

その通りにして差し上げましょう。

その通りにしないと、故人様の意思が永遠に成就できず、悔やまれるでしょうし、

周りの方にしても「希望通りにしてあげればよかった」という

後悔の気持ちを持ち続けることになってしまいます。

入るべきお墓があるにも係らず入りたくないということもよくありますが、

故人様の意思であるなら尊重するべきです。

話し合いで散骨

話し合い

入るべきお墓が無い、或いはお墓を買っても無縁仏になってしまうような場合には、

皆が元気な内に話し合いをすることが大切ですが、

故人様の亡き後について生前中に話し合う機会が無かった場合には、

どういう選択肢があるのかをゆっくりと時間をかけて話し合います。

散骨はいつまでにしないといけないという決まりはありません。

散骨以外の選択肢

合同墓

散骨以外の選択肢としては合同墓や寺院などの永代供養があります。

合同墓とは1つのお墓に多数の遺骨を混ぜて納めることで

他の方のお遺骨と一緒になってしまいますので、

他人の遺骨と混ぜられるのは嫌だという方には向いていませんが、

合同墓に対する参拝は自由なので、誰かがお参りするという意味では

寂しい思いをしないことや比較的低料金で利用できることがメリットです。

寺院などの永代供養は寺院に預けるという安心感と読経供養をしてくれることで、

故人様の供養を任せることが出来ますが、

永代と言っても永遠に供養してくれる訳ではありません、

永代供養

33年とか50年という期限が必ずついていて、その期限が過ぎると合同墓に合祀されます。

料金は比較的高額で、金銭的に余裕のある方向けです。

散骨する時期

自分の手で散骨

散骨については、いつまでにしないといけないという決まりはありません。

事情があってお遺骨を家に持ち帰れないような場合には

火葬後にすぐ散骨ということもあります。

お墓のある人は四十九日に納骨することから、四十九日に合わせて散骨することが多く、

1周忌や3回忌、故人様の誕生日や何かの記念日にということもあります。

お遺骨を何十年も家にお祀りし続けている場合には、自分が高齢になってしまったから、

今のうちに散骨するということもあります。

季節的にはいつでも構いませんが、

屋外で行動しやすい春や秋の季節に散骨される方が多いです。

散骨する量

粉骨の粒度

散骨する量については全部を散骨する場合と、一部を残す場合があります。

故人様の意思などで全部を散骨することを希望されていたら、全部散骨します。

一部を残す場合には、分骨して納骨堂などに納骨するなら、

遺骨は粉骨せずにそのままの形で小さな骨壷に入れ、

ペンダントなどに納める場合には粉骨した粉状のお遺骨を入れます。

万一、後になって納骨する必要が出てきた時などのために

少しだけ残しておくことをおすすめいたします。

そのような時にはペンダントごと小さな骨壷に納めて納骨します。

特に愛する人のお遺骨は全部散骨して無くなってしまうと、

寂しい気持ちになってしまうことがありますので、

少しだけ残したお遺骨は、ペンダントなどで身に付けるか、

小さな祭壇を作ってお祀りし、自分が万一のことがあった場合には

一緒に棺おけに入れてもらうように伝えておきましょう。

メモリアルお守り

お遺骨を少しだけ残すための手元供養品は 手元供養やすらか庵

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