東京湾の赤潮

5月27日、この日は天気が良くて温かく、散骨で東京湾に出ました。

ちょうどレッドブルエアーレースが幕張で行われていて、軽飛行機が空をアクロバット飛行しながら飛び回り、東京湾の至る所から幕張を目指してボートが疾走していました。世の中、お祭り騒ぎです。

皆さんが向かう方向と関係の無い方向に行こうとするものですから、とても怖い、全部の船がこちらに向かって攻めてきます。それらの攻撃をかわし、静かな海域に出るまでには相当に気を遣いました。

東京湾では毎年春になって海水温度が上昇すると決まって赤潮が発生するのですが、この日はすさまじかったです。とても綺麗とは言えませんよね。川から流れて来たであろうゴミの量も多かったですから、そういう影響もあるのかもしれません。

赤潮はプランクトンによる自然の浄化作用なのですが、富栄養化は多分にも人間の活動の影響によるものです。

海を守るためには森の保全が必要と約1万坪の森を保全しているのですが、どうにもならないですね。

この汚い姿も、普通に見たら汚いと思うだけのことで、海を浄化するためのプランクトンの戦っている姿だと捉えて、そういう部分だけを見れば、とても美しいし、自然の姿というものは素晴らしいです、自然は大切にしないといけません。