粉骨業者

粉骨とは人やペットのお遺骨を粉状にすることで、散骨する場合には、必ず粉骨する必要がありますし、自宅にお遺骨をお祀りし続けている方が、骨壷があまりにも大きすぎて威圧感があるから小さくしたい、あるいは手元供養するのに粉状にしたい、お墓の納骨室がいっぱいになったので、骨壷を小さくしたい、などの様々な要望に対して行われます。

粉骨には届出や許可が必要ない

粉骨許可証

粉骨には役所に提出する届出や許可が必要ありませんので、誰が行っても問題ありませんし、業者としても、届出や許可が必要なく開業できるのです。

長い経験を積んでいる業者もあれば、初めての仕事だということもあり得るのです。

最近は葬儀社や石材店、ペット火葬業、手元供養・仏具販売の業者などが新規に参入しています。また、高齢者社会の様々なサービスをビジネスとして捉えて全くの素人の人でも新規に参入しています。

問題は、ある程度の知識がある所に頼まないと、分骨するのに喉仏を知らなかったり、お遺骨を物として雑に扱ったりすることがあります。

例えば喉仏だけを別に分けて欲しいと頼んでも、違う骨を適当に選んで、いい加減な説明をされても、依頼者としては分からないかもしれないけれど、本当はとても心が痛むことではないでしょうか。

私でしたら骨壺の中に入っている全部の骨を説明できますし、よくあることですが、たとえ喉仏が壊れていても、断片を見つけ出すことが出来る自信があります。小さなペットの骨であっても喉仏はすぐに分かります。

粉骨業者選びの注意点

粉骨業者を選ぶときに気を付ける点を解説します

インターネットで選ぶ時

インターネットで調べる場合には、「通販法に基づく表示」を必ず見て会社が実在するか、電話番号が表示されているか、などをチェックします。

ホームページ上には、その会社に関連のあるリンクが貼られていることが多いので、クリックしてみると、運営元が分かったりします。

出来ればアルバイト的な仕事でやっているのではなく、本業でやっている所を選びたいものです、実際に店舗があるかも調べてみましょう。

ひとつの第三者的な評価としてマスコミにどれだけ出ているか、ということも大切です。マスコミは情報として出す以上、身辺調査をするからです。

因みにやすらか庵のマスコミ掲載履歴エンター

粉骨する量

粉骨の粒度

粉骨する量は大人の遺骨と子供の遺骨では全く違います。分骨したお遺骨を粉骨したいということもあるでしょう。

粉骨の料金は、骨壷の大きさによって分けていることが多く、低料金をアピールするために、2寸、或いは3寸以下で○○円となっているようです。インターネットの広告では「○○円で粉骨」と表示されていても、実際は2寸以下というトリックが隠されていることが多いです。

分骨したお遺骨を粉骨する場合にはこの料金で構いませんが、関東では7寸サイズ、関西では5寸サイズの骨壷のお遺骨を粉骨するのなら、そのサイズの料金を確認してみましょう。

骨壷のサイズは昔ながらの尺寸法で表し、1寸は約3センチですので、今ある骨壺の直径を測れば何寸の壷であるかが分かります。

料金が安いと思ったら、最小のサイズの骨壺での粉骨料金が表示されていることが多いので、よく確認しましょう。

後から追加料金を請求されたりするトラブルは意外と多いものです。

骨壺のサイズの測り方

骨壺のサイズは昔ながらの尺寸法で、〇〇寸というサイズで表示されます。1寸は約3cmと覚えておけば、大体のサイズが分かります。実際に測る時には蓋ではなくて、胴体の直径を測ります。

骨壺サイズの測り方

実際の骨壺のサイズをcmに換算してみました。

実際の骨壺の寸法

このように、用途に応じていろんな大きさの骨壺があるのです。

小さい骨壺は子供さん用、或いは分骨用で、中位のサイズはペット用、大きいサイズは大人の方用などの使い分けをしています。

立会いが出来るか

立会い

私は、立会いが出来るかどうかは、とても大切なことだと思っています。

粉骨という作業は、場合によっては人に見せられない方法で行っていることがあるからです。

「時間がかかるから立会いできません」というのは言い訳に過ぎないと思います。「時間がかかりますけど、構いませんか」というのが心ある対応です。

立会いが出来る場所にしても、アパートやマンションなどの生活空間の中で、といのは避けたいものです。少なくともお遺骨を持ってお邪魔する訳ですから、日常生活をしている人と行き交うことになります。こちらが気まずい思いをしてしまいます。専用の施設や空間を備えた所が良いでしょう。

宅配便を利用した粉骨の場合でも、立会いが出来ると表示している所に頼んだほうが、ある程度安心出来ると思います。

やすらか庵では立ち合いが出来るというだけでなく、可能であれば一緒に粉骨に参加して頂くようにしています。粉骨は、散骨と同じく故人のための大切な儀式であり、たった一回しか出来ないこと、選択を間違えれば一生後悔してしまいます。

この大切な粉骨の作業が充実感に溢れていれば、散骨の時の感激も増す訳です。この感激をもっと多くの方に体験して頂きたいと思っています。

手作業であるか

遺骨の粉骨が手作業であるかどうかは、とても大切なことです。

遺骨は粉砕機の中に入れてスイッチを入れれば、あっという間に粉になります。遺骨を物として扱う分には、早くて便利、これで良いのです。

しかし、本来は数十年、或いは数百年の年月をかけて自然にゆっくりと還っていくお遺骨を機械の力を借りて楽をして一瞬の内に粉にしてしまうことは、大自然の力を無視した冒涜でもあると思うのです。

亡き人のことを思い、本来はゆっくりと自然に還って頂くべきことを、こちらの都合で早めてしまい、申し訳ありません、との気持ちを込めて手作業で時間をかけて丁寧に行えば、故人様もきっと満足して頂けるのです。

固形物を粉にする「早い、安い」のサービスが蔓延していますが、粉になってしまえば同じという考えではいけません、途中の過程こそ大切なのです。途中の過程を抜いてしまったら葬祭ではなくなってしまうのです。粉骨は神聖なる葬祭の儀式であります。

こんなことを言っている私ですが、実は発明大好き人間でありまして、過去には電動の遺骨粉砕機を発明して販売もしていましたが、故人様にとって、これで良いのだろうかと悩みぬいた上での結論として現在は販売を中止し、手作業の粉骨の大切さを実感しております。電動の機械は体力的な理由などで手作業で出来ない方が利用すれば良いと思います。

一番大切なことは、目に見えない方に満足して頂くことですから、手間暇かかって当たり前のことなのです。

誰のために粉骨しているかと言えば、亡き人のためにしているのです。供養というものは、手間暇かけて、体を使い、心を使うことであります。この手間暇を惜しんでは、故人様の供養にはなりません。

後継者がいなくなり、家がどんどん絶えていく今の時代に必要なことは、最後に残された者として、亡き人に対する思いやりの心と、次の時代に生きていく人達への温かい心の伝承だと思います。

生きている人に対して優しい人は、亡き人に対しても優しいのです。最後ぐらいは「ありがとう」の気持ちで送り、送られたいものでございます。

やすらか庵では道具は使いますが、コンセントを差し込む機械は一切使いません。

故人様に対して尊厳を持った扱いをしているか

粉骨にしても、散骨にしても、故人様に対して、一人の尊厳ある客人としておもてなし出来るかということも大切なことです。

たとえ亡き人であれ、大切なお客様なのですから、お客様に満足して頂くことが最も大切なことですが、亡き人でありますので、注文はつけませんし、文句も言いません。たとえ粗末に扱ったところで、文句は言われないのです。

文句を言われないものですから、ついつい粗末に扱ってしまうのが人情ですが、こういったことは、亡き人や神仏に通じる人でしたら、相手の顔色を見て行動するようなことはありません。

そして遺骨を捨ててくるとか処分するような扱いをする業者には頼まない方が良いと思います、無縁仏を増やすばかりです。

また、故人様の遺骨に対して、最初に手を合わすことはとても大切なことです。お断りを入れておかないと、故人様は驚かれますよ。

私は、ある意味僧侶という立場で、このようなことの大切さを痛感しているのです。

遺骨を毒物扱い

遺骨を毒物扱いすることは死者に対する冒涜であります。

元々生身の人の体でございます。多少の毒性というものは、如何なる物に対しても存在するもので、その毒性にしても当然個体差というものが存在します。

ある時には病気に対する治療法や投薬が毒性を持つかもしれませんし、ある時には、火葬や死者の処理の過程で毒性を持つかもしれません。いずれにしろ、全部を検査しないと分からないことです。

自然に還るという意味では、私達が見て毒物であっても、自然の中では分解、希釈されていくものです。

自然を大切にという観点からは、最大限の配慮をする必要が当然あります。私達は特に都会で暮らしていますと、自然に対する負荷ばかりかけている生活をしていることに気付きます。

都会の中で自然からの恩恵を一方的に受けて、恩返しもせずに、毒物をまき散らして生活をしているようなものです。

遺骨を毒物扱いして自分達しか解毒出来ないとアピールするよりは、もっと大きな目線で地球を浄化しようとしてくれている自然を守ることの方がむしろ大切なことだと思っております。

遺骨の取りこぼしが無いか

粉骨業者はほとんどが高速電動ミルという機械を使っています。

ギア式の粉砕機も使えますが、遺骨に混入している金属などが噛みこんで故障し易いです。電動工具は早くて楽に出来るのですが、回転刃の下や裏に遺骨が結構残っていますので、これは依頼者の目の前でお掃除すべきです。

粉砕後にさっと取り出して、すぐに蓋をして誤魔化すような人は信頼出来ません。

私は、電動工具は一切使わず、それでも倍力装置ぐらいは使いますが、粉骨が済んだ後には依頼主の目の前でバラシて綺麗に掃除して、遺骨のかけらなどの取りこぼしが無いように心がけています。


自分で粉骨してみよう、訳の分からない業者に大切なお遺骨を任せよりは

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粉骨した後の入れ物

水溶性袋

粉骨が済んだら、何かの入れ物に入れないといけません、水溶性の袋などに入れてくれることになりますが、水溶性袋とは、海の散骨の場合に使う、水に溶ける袋のことです。

粉骨したお遺骨(遺灰)をバスケットに飾り付けて、そのまま持っていけますし、散骨する時に手を汚すことがないので、とても便利です。

海の散骨の場合には、粉骨とともに水溶性袋も料金込みの所が多いようです。しかし、念のためよく確認してください。

骨壷の処分

お遺骨

粉骨が終わった後の骨壷は不用品となってしまいます。

骨壷の処分はどの業者もどのようにするかは何も言っておりませんが、果たして大丈夫なのでしょうか。

骨壺には名前が彫ったものもありますから、確認しておいた方が良いと思います。

宅配便を利用した粉骨について

宅配便の送料

宅配便を利用した粉骨は、依頼主の方のお遺骨が粉骨されてちゃんと帰ってくるかどうかが気になるところです。

安心出来るようなシステムであるか、確認したいところです。

実店舗があって立会い可で行っている所が選ぶ目安になると思います。

そして、宅配便の場合には、2~3回分の送料がかかります。送料の負担があるかどうかは、よく確認しましょう。

また、遺骨を「遺骨」として送ることが出来るのは郵パックのみです。民間の宅配業者では遺骨を送ることができません。

しかし、宅配で送られる以上、物として扱われることに変わりありません。大切なお遺骨のことです、宅配で他の荷物と一緒に送られるのがかわいそうと思うでしたら、やはり立ち合いがよろしいかと思います。

お墓から出したお遺骨の場合

お墓の処分

お墓から出した遺骨の場合には、必ず乾燥する必要があります。例え1ヶ月でもお墓に入れたお遺骨は湿気が充満しています。

何年、何十年という期間お墓に入っていた骨壷の中には、結露した水が大量にたまっているものです。

骨壷の真ん中に水抜きの穴の付いた骨壷を時々見かけますが、水抜きの穴が付いていれば水がたまっているようなことはありませんが、湿気ていることに変わりはありません。

湿気たままで粉骨すると、味噌のような状態になってしまいます。乾燥設備が無い所では対応できせんので、注意が必要です。今の所、乾燥まで出来る業者はほとんどありません。

やすらか庵の粉骨では専用の乾燥炉(火葬炉で再火葬いたします)を備えています。

フリーダイヤルはどんどん使え

フリーダイヤル 0120-○○○-○○○

フリーダイヤルは電話料金がかかりませんので、どんどん使いましょう。

業者によってはコールセンターの委託業務の女性を使っていて、とても感じの良い応答をしてくれますが、実際に粉骨の仕事をするのは、別の業者です。

遠慮なく意地悪な質問もしてみましょう。いくつか電話してみると、見えない相手が見えてきます。勧誘の電話がかかってきたりしたら嫌だと思うのなら、自分の電話番号は番号非通知にしておいて、名前は名乗らなくても構いません。

NPOの粉骨

亡き人のことは誰にとっても大切なはず、心のこもった最高のことをして差し上げようと思ったらNPO法人やすらか庵の粉骨が一番です。供養の気持ちのこもった、故人様が最高に喜んで頂ける粉骨でございます。

お遺骨を郵パックで送るコースはインターネット特別価格24,800円エンター

NPO法人やすらか庵にお遺骨持参で立ち合い手作業粉骨32,400円エンター

ご自宅にお伺いします-出張粉骨-ゆっくり立会い手作業粉骨43,200円エンター

参加する粉骨

NPOの粉骨は亡き人主体の粉骨であることです、儀式として皆で参加して声をかけながら、奉仕の心で行うべきです。

亡き人は物を言いません、文句も言いません、注文もいたしません、感想も述べてくれません、物を言わないから粗末にしていいかと言えばそれは違います、粗末にした結果は必ず自分に返ってくるからです。亡き人に対しては、最高のおもてなしをしないといけません。

手作業の粉骨

この写真で使っている道具は「薬研」(やげん)と言います、道具の類はたくさん持っていますので、お気に入りの道具の一つです。

お遺骨の状態や量に応じて様々な道具を使い分けています。

たまにこれを使うこともあります、何と言っても形が実に美しい!

江戸時代くらいから使われていたようで、漢方薬を煎じるのに使うものですが、これがまた実に味があっていい、亡き人が喜んでくれるのではないでしょうか。


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