数あるサイトの中から来てくださったご縁に感謝申し上げます。何かのお役に立てれば幸いでございます。
そもそも火葬場から持ち帰った遺骨というものは、基本的に自宅に安置し続けて全く問題ありません。

散骨と処分-火葬場で遺骨不要は可能か?エンター

散骨は急ぐ必要がありませんので、皆が納得した上で行ってください。亡き人やペットをお送りする葬送の儀である散骨や粉骨の仕方はどのようにしたら良いのでしょうか、自分でする方法や業者に頼む方法などを分かりやすく解説いたします。

散骨と粉骨の仕方

近年は散骨と粉骨は普及して業者の数も増え、低価格化していますので、頼んだ方が確実です。しかしながら悪徳業者が増えていますので、トラブルが多いのも事実です。価格だけで選ぶと失敗します。

失敗しない散骨と粉骨

亡き人を送るのに資格などは必要ありませんが、心得ていない人に頼みますと無縁仏になってしまいます、亡き人に失礼の無いように、そして儀式を行い、今している事を報告しながらやらないと亡き人は理解してくれません。明確な目的を持って設立したNPO法人やすらか庵は国家の認証を受けており、毎年報告書を提出している団体です、ユニークな活動はNHKクローズアップ現代+、所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ、あのニュースで知って得する人損する人などに取り上げられています。

NHK-クローズアップ現代

また代表はNPO法人やすらか庵の理事長と高野山真言宗やすらか庵の代表僧侶をしており、亡き人を迷わぬようにお送りすることに命を懸けております。亡き人が目の前に居るという徹底した対応は、散骨や粉骨に参加した人が涙を流して感激する程です。遠方から泊りがけで来られる方も多く、今の時代に忘れ去られようとしている葬送の本質を忠実に実践しているのは他にありません。

☆低価格で安心の委託(代行)散骨4万円→海の散骨→海に還る旅立ち代行散骨エンター
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散骨とは

散骨とは

散骨とは、故人様の魂を天上にお送りし、お遺骨(遺灰)を大自然にお還しすることです。後継者がいないなどの理由でお墓を持てない人にとっては理想の選択肢ですが、処分したり捨てたりしますと遺骨は自然に還るかもしれませんが、魂は確実に永遠に無縁仏になってしまいます。

散骨が葬送の儀である理由は魂と肉体に対してお送りするという葬儀の流れの延長にあり、旧来のお墓では納骨の儀の代わりを為す儀式であるからです。

後継者がいない

2014年を境に人口の減少が始まり、少子高齢化、核家族化が年々進行する中で、後継者がいない方が増え続け、お墓を持てない方が散骨を利用するようになりました。

散骨と大自然

散骨は大自然の中で行われてこそ意味のあるもので、大自然とは人間の体と魂が還る所であり、作られた物ではなくて、宇宙に繋がる場所であり、私達を包み込む場所、そして敬謙な気持ちで自然と手が合わさる場所なのです。

古代より私達の先祖は大自然に対して畏怖の念を抱き、神々の存在を感じ取り、遥か彼方の世界には極楽浄土、補陀落浄土、ニライカナイなどの死者の国を信じ、祈り続けてきました。肉体は大自然にお還しし、魂をあの世へと送り出すのです。土葬のお墓はその機能を全て備えていましたが、今は土葬が出来ません。

散骨と葬送

散骨する場所は故人様が生前中にご縁がある所や希望の場所が理想です、ハワイに行ったからと言って魂がハワイに残り続ける訳ではありません、ハワイにお墓を造るのなら別です。散骨する場所はあの世へと旅立つ入り口のようなものです。入り口は綺麗な所が理想とは言え、亡き人の遺言なら別ですが、魂を送り出すにはやはり所縁のある所の方がよろしいのではないかと思います。

魂はご縁のある人の傍に居る訳でございます。散骨には死者を送るという意味でどうしても必要な条件があり、それは

  • 儀式を行うこと
  • 亡き人に散骨だと理解してもらうこと

黙って何も語らずに散骨していますと、亡き人からは遺骨を捨てられていると思われてしまいます。粉骨も然りです。亡き人がすぐ傍に居ると思ってください。こういった基本的な事が巷の業者では行われておりません。今頃の葬儀社も同じです、何もかも簡略化されてしまって、本当に大切なことが失われつつあります。昔のお葬式は何日もかけて大勢の人の手で亡き人を送り出す儀式でした。私が僧侶として形式は何であれ、亡き人に対して行っていることは、とても大切なことだと思っております。

散骨は納骨の儀である

お墓をお持ちの人でしたら、亡き人の火葬後に四十九日の法要が済んでからお遺骨をお墓に納骨しますが、散骨される人にとってはお墓への納骨をすることなく、代わりに大自然への納骨をすることになります。

お墓は自分達の場所として所有権を持ち、後継者の方や遺族の方がお参りする場所ですが、散骨の場合には土地や海に対する所有権と言うものは無く、お参りするということが無いので、それが寂しいと思う方はご自宅に位牌や手元供養などをお祀りして礼拝すればお墓の代わりになります。

本来でしたらお墓と家の仏壇と両方あるのが旧来の先祖供養の方法でしたが、お墓は無くても仏壇があれば、毎日亡き人に語り掛けることが出来ます。

仏壇も大袈裟なものでは無くてもご自分で演出したお洒落な祭壇でも構いません。

自分の所有する山林に散骨するのがベスト

自分の所有する山林

別荘や山林をお持ちでしたらそこに散骨するのが最高の方法です。自分の所有地ですから使い方は自由ですし、法的にも自分の所有地での散骨は全く問題ありません。何も散骨業者に高いお金を払って散骨する必要はないのです。

遺骨は異物を取り除いて粉骨すれば有害なものではありませんし、散骨して10年も経過すれば微生物に分解されて、散骨したことがほとんど分からなくなります。

後継者が居ないなどの方で散骨した土地が万一国に没収されたにしても、山林ならば他の土地に転用されることも無く、長期間そのままの状態であり続ける確率が高いです。

粉骨は手作業で優しく環境にも優しい方法で…一緒に参加する感動の手作業粉骨エンター

自分の所有する家に散骨

自分の所有する家の庭などに散骨することも法的には全く問題ありませんが、近隣の方の了解を取る必要もありませんが、近隣の方の感情もありますので、散骨の事実は敢えて言わないことです。

但し将来に亘って引っ越しや転売などの可能性があるのなら散骨してはいけません。無責任の極みになってしまいます。

山林を所有という方法

山林を所有しよう

地方では山林の利用価値が低下して今後はますます山林の地価は下がっていきます。結構ビックリする位の安い値段で買えますし、固定資産税も安いので、広い土地を買って所有するというのは小さな国を持った国王みたいなもので、人生が豊かになりますし、お小遣い程度で買えるのであれば買っておいて週末の山遊びに使ったり、シイタケを栽培したり山菜を採ったり、山小屋を作ったりと有意義な時間が使えます。

こういった有意義な土地で自分の死後にそこに散骨してもらえるのなら最高の幸せというものです。


粉骨の仕方

参加する粉骨

粉骨とは遺骨を粉状にすることであり、散骨するためには必ず粉骨する必要があります。自分でする方法と業者に頼む方法があります。

粉骨が必要な時

粉骨は次のような場合に必要になります

  • 散骨する時
  • 樹木葬の納骨で粉骨が指定されている時
  • 手元供養品に入れる時
  • お墓の納骨室が一杯になった時
  • 家に安置するのに骨壺を小さくしたい時

などです。一度粉骨したものは、長期保管するのでしたら、密閉した容器かチャック付きビニル袋に入れておけば、10年以上保管してもカビが生えたり変質したりすることはありません。

お墓に納骨された遺骨の粉骨

屋外のお墓に一旦納骨されたお遺骨は、たとえ短期間であってもそのままでは粉骨することが出来ません、骨壺の中に水分が含まれてしまっているからです。乾燥する必要があります。

粉骨の条件

因みに散骨するために絶対に必要な粉骨の条件は

  • 遺骨を2ミリ以下の粉状にすること
  • 遺骨に含まれる不純物を取り除くこと

これだけは絶対に守らないといけません、何故かと言いますと、遺骨をそのままの姿で撒くと死体遺棄ということで処罰の対象になりますし、入れ歯や眼鏡、金属やガラス、セラミックなどをそのまま撒いてしまうと、不法投棄としてやはり処罰の対象になってしまいます。

自分で行う粉骨

粉骨は自分で出来ますが、骨壺の蓋をあけて亡き人の遺骨を粉にしますので、遺骨を見るのが怖い人や、霊的なものを感じるような人が自分で行うことはおすすめいたしません。また、粉骨と言えども葬送の儀であるので、故人様をお祀り出来て、片付けられて綺麗なお部屋を準備する必要があります。

自分で粉骨するメリットは

  • 費用が安い
  • 大切な遺骨を人に預けないで済む
  • 亡き人のために出来ることは自分でしたい

自分で粉骨するデメリットは

  • 遺骨を手で扱うことが恐れ多い
  • 奉仕ですから疲れます

骨壺の開け方が分からない、どうなっているの!?…骨壺についてエンター

知らないと処罰の対象に…粉骨の粒度エンター

えっ!こんなものが入っているの!…遺骨に含まれる異物エンター

自分で粉骨する道具

自分で粉骨するにはお遺骨を2ミリ以下の粉状にすればOKです。素手では出来ませんので、何かの道具が必要になるのですが、時間と体力は相当に必要ですが、間違いのない方法はすり鉢とすりこ木です。すり鉢は30cm以上の大きいすり鉢が必要です。てこの原理などが一切無しで自分の力の実でダイレクトに粉にするのですから、おそらく手に豆が出来ますが、勲章のようなものです。粉骨するのに専門の道具がありませんので、やすらか庵では独自に開発した自分で粉骨する専用の道具のレンタルを行っていますので、是非ご利用ください。

自分でしよう納得の粉骨…自分で粉骨専用道具のレンタルエンター

自分で粉骨式次第

自分で粉骨するのも葬送の儀式であります、茶葉を粉にするような気軽な気持ちではいけません。儀式として厳粛に行ってください。

  1. 可能であればロウソク、線香
  2. 合掌、礼拝
  3. 祭壇より骨壺を降ろす
  4. 骨壺開封
  5. もう一度合掌、礼拝
  6. 骨壺の蓋を開ける
  7. 更に合掌、礼拝
  8. 骨壺に遺骨が入ったまま棒で遺骨を荒粉砕する
  9. トレイに広げる
  10. 不純物を取り除く
  11. ふるいにかける
  12. 更に細かく粉砕する
  13. ふるいにかける
  14. 細かく粉砕とふるいにかけることを繰り返す
  15. 粉砕完了
  16. 水溶性の袋などに入れてバスケットなどに盛り付けする
  17. 綺麗に掃除、片付けする
  18. 祭壇に上げる
  19. 焼香
  20. 合掌、礼拝

業者に頼む粉骨

「粉骨」、或いは「粉骨、業者」と検索すればたくさん出てきますので、慎重にお選びください。散骨業や粉骨業は届け出不要ですので、誰でも開業できます、新規の開業が多く、悪徳業者が存在しますので、くれぐれもご注意ください。また、費用の安さだけを強調した業者で、安さ合戦を繰り広げているサイトや、特に宅配で送るような場合は粉にすれば何でも同じと勘違いしていますので更にご注意ください。

業者に粉骨を頼むメリット

  • 高齢者の方や力の無い方には助かります
  • 確実に粉骨されます
  • 水溶性の袋に入れてくれたりもします
  • 遺骨に恐怖心がある人は、それを感じなくて済みます

業者に粉骨を頼むデメリット

  • 預けたりすると他の方と取り違えたりされるかもしれません
  • 機械を掃除しないと、他の方の遺骨が残って混ざってしまいます
  • 物として粗雑に扱われるかもしれません
  • 粉骨に立ち合わなければ、粉を見せられても故人の遺骨だという実感がありません

粉骨業者選びは慎重に…粉骨業者の選び方エンター

業者に遺骨を持って行く粉骨

どこの業者であれ、遺骨を持って行って目の前で粉骨してもらえば、安心できるというものです。大切なお遺骨ですから、預けてしまうことは避けたいものです、機械で粉骨する場合には、ただ見ているだけで、スイッチを入れたら終わりです。出来ましたら、手作業で一緒に参加できるタイプの立会い粉骨を経験して頂きましたら、感動の度合いが全く違います。涙を流して感激される方もおられます。

遠方から泊りがけで来られる方も多数おられます…一緒に参加する感動の手作業粉骨エンター

宅配で遺骨を送る粉骨

宅配で遺骨を送る(送骨)場合は郵パックのみが遺骨を品名「遺骨」として送ることが出来ます。他の宅配業者では扱ってくれません。新規の業者が乱立していて、悪徳業者もいてトラブルが報告されていますので、利用された方に聞くのが一番です。〇〇円~とかの極端に安い金額が書いてあるような所は大抵は分骨用の小さい骨壺の粉骨の料金ですから、嘘ではありませんが、騙されないようにしましょう。長く続けているような所がある程度安心です。因みにやすらか庵は今年で18年目になります。

宅配でお遺骨を送るサービス…宅配便利用の手作業粉骨

出張して自宅に来てくれる粉骨

出張して自宅にお伺いする粉骨をしているのはNPO法人やすらか庵だけです。しかも手作業での粉骨です。自宅が故人様にとって一番のくつろぎの場であるので、持ち出したくない、高齢なので、重い遺骨を持って出かけることが困難だ、家族揃って参加し家で粉骨したい、親戚を呼びたい、寝たきりの親にも傍で立ち会わせたい、など理由がある方にとって、とても便利で役に立つサービスです。

寝たきりの親に孝行の粉骨…ご自宅に出張して立会い手作業の粉骨エンター


散骨の仕方

おすすめの散骨

散骨とは、粉骨したお遺骨を大自然の中に散布することであり、ルールやマナーを守る節度を持つこと、そして亡き人をお送りするという葬送の目的を持つことが必要です。

散骨が必要な時

散骨は次のような時に必要になります

  • 後継者がいないのでお墓にはいっても無縁になってしまう
  • 墓じまいをしたお墓のご先祖に自然に還って頂く
  • 訳あってお墓に入れることが出来ない
  • お墓を買うお金が無い
  • お墓というものが嫌いである
  • 故人が散骨してくれと遺言していた
  • 死んだら全て終わりで、何も残さないという人

などです。散骨は一旦行いますと、遺骨が無くなってしまい、跡になって何も残っていないと、寂しい思いをするかもしれませんので、なるべく少しだけのお遺骨を手元に残しておくことをおすすめいたします。

散骨の条件

散骨するために必要な条件としては

  • 遺骨を粉骨していること
  • 故人の希望であること
  • 周囲の反対が無いこと
  • 葬送の儀式であること

などです。後継者がいないなどの理由で故人様の遺志ではないようなこともありますが、葬送の儀式を行うことにより、お断りを入れて天にお還り頂くという作法が必要になってきます。

自分で行う散骨

自分で散骨することは違法ではありません、合法です。届出の書類などは一切ありません。骨壺の箱の中に入っている埋葬許可証はもう不要の書類になってしまいます。但しルールとマナーを守ってください。

散骨のマナーについてエンター

自分で散骨するメリット

  • 誰にも気兼ねせずに思い通りの葬送が出来る
  • 安価である
  • 旅行に行きながら散骨ということも出来る
  • 思い立った時にすぐに散骨出来る

自分で散骨するデメリット

  • 場所的なことで常識外れなことをしたかと後悔している
  • 亡き人が満足してくれたか不安
  • 段取りが悪くて来てくれた人に不満を言われた

自分で行う散骨-山

自分で所有している山や別荘などの土地に散骨するのは全く問題ありません。他人の土地ならば必ず許可を取ってください、国有林は国の土地であり、誰でも自由に立ち入ることが出来ますが、散骨などの個人的な利用については認められていません。許可を申請しても受け付けられません。海と違って、遺骨がそこに残り続けるということが最大の問題かと思います。少量であって継続的ではなく、個人で利用する生活の権利の範囲内であって、不法投棄でも無いとして裁判するようなことは可能かと思います。

自分で散骨-山編-式次第

  1. 開式
  2. 合掌または一礼
  3. ご挨拶
  4. 故人様への言葉
  5. 音楽
  6. 参加者にお遺骨の手渡し
  7. 散骨
  8. 献花
  9. お酒を手向ける
  10. 合掌または一礼
  11. 御礼の言葉
  12. お食事の接待

自分で行う散骨-海

山に対して海の散骨はほとんどの場所で安心して散骨が出来ます。海の散骨は山の散骨と違って、散布した遺灰がその場所に留まることなく拡散していくからこそ問題にならないのです。自分で船を出して、或いはお知り合いの人に船を出してもらって沖合で散骨すれば、盛大な儀式をしてもね大きな声を出しても全く周囲を気にする必要はありません。海岸や防波堤から散骨するのは、誰も見ていなければ良いでしょう、というレベルで、厳密に言うと違法です。葬送の儀式は参加者の気持ちを最大限に亡き人に向ける儀式です。公明正大に、周りの目を気にすることなく行う必要があると思います。

自分で散骨-海編-式次第

  1. 散骨地点到着
  2. エンジン停止
  3. 開式の鐘
  4. 合掌または一礼
  5. ご挨拶
  6. 故人様への言葉
  7. 音楽
  8. 参加者にお遺骨の手渡し
  9. 散骨
  10. 献花
  11. お酒を手向ける
  12. エンジン始動
  13. 散骨地点を3周
  14. 汽笛長音3回
  15. ゆっくり発進
  16. お見送り
  17. 花が見えなくなったら船内に移動
  18. 巡航速度
  19. 帰港

業者に頼む散骨

散骨は随分と普及してご自分でされる方も増えて参りましたが、準備、段取りで気が付かないようなことも多く、また、粉骨したり船の手配をしたりと慣れないことも多く、散骨に充分に専念しようと思えば、業者に頼んだ方が安心して出来るというメリットもあります。

散骨業者はどれを選べばよいですか?…散骨業者の選び方エンター

業者に頼む散骨のメリット

  • 自分では到底気が付かないことをしてくれた
  • 船の手配や天候の判断など、自分では出来ないことをしてくれた
  • 儀式の段取りが素晴らしかった
  • 準備や後片付けなど全部やってくれるから助かる

業者に頼む散骨のデメリット

  • 葬祭に不慣れな業者はお遺骨を粗末に扱います
  • 応対に心遣いが足りない業者もいます
  • 散骨地点などはよく打ち合わせしないと意外と近場で誤魔化されます
  • あとになって追加料金を取られたという話も聞きます

業者に頼む散骨-山

現在のところ山の散骨を扱っているような業者は少数です。自分で所有している土地を散骨に開放しているのですが、その土地が何処にあるか分からなかったり、小さな土地であったり、他の業種と兼業して一部を散骨に使ったりしているようです。大体でも良いですから、何処にあるのか分からない、またはリアルな写真が全く無いのは詐欺かもしれません。やすらか庵でも所有している土地で森の散骨を行っていますが、用途は散骨のみでございます。決められた土地を分譲するようなことではないので、土地の詳細を公開すると勝手に散骨する人がいますので、非公開でございます。散骨禁止条例が出来た自治体の過去の例からしても、周辺の住民の反対などがあり、難しい一面があります。

業者に頼む散骨-海

現在のところ、最も問題の無い散骨はやはり海の散骨であり、業者の数も相当な数があります。船を持っている人が遊ばしておくのはもったいないからという単純な理由で始めた人も多く、葬祭の知識やマナーが無い業者もたくさんあります。その点、古くから行っているという業者が安心かもしれません。同伴散骨料金が安いと思ったら、船に乗ってもほとんど燃料を使わずに岸からの至近距離だったりします。また、粉骨のためにお遺骨を預けることも避けた方が賢明です、どのような扱いをされるか分からないからです。「怪しいな」と思ったら止める勇気も必要です。折角ですから、出来るだけ粉骨も散骨も立ち合いでしてもらいたいものです。例えばやすらか庵の即日散骨でしたら、朝10時に遺骨を持ってやすらか庵に来れば粉骨と散骨全てが立会いで出来て、午後1時半には全てが終了して10万円というシステムです。

粉骨、散骨立会い、船は完全貸切の5名様参加-10万円の散骨東京湾即日散骨エンター

散骨とお片付け

大切な人が亡くなってからというもの、毎日がお片付けの連続です。
アルバムを整理していて思い出の写真が出てきて時間が経つのを忘れてしまったり、大切にしていたものをどうしようかと悩んだり…散骨もある意味故人様のお片付けですが、仏壇や位牌、アルバム、写真、お守り、お札、故人様の愛用品など、神仏の魂や人の気持ちが入ったものは簡単には捨てることが出来ません。どこのお家でもこういったものが必ずあります。やすらか庵では散骨、粉骨を利用された方には高野山真言宗やすらか庵のお焚き上げを無料で利用出来ますので、是非ご利用ください。僧侶がしていることだからこそ出来ることでございます。

散骨は供養です

散骨は亡き人をお送りする儀式であると共に、供養でもあります、供養とは亡き人に心や気持ちを送り届けることであり、私も齢60近くになってその大切さに改めて気付かされました。私の残りの人生をかけて、この大切さを皆様にお伝えすると共に、亡き人の供養に専念していきたいと思っております。

喉仏供養エンター

天皇の散骨に学ぶ

時は平安時代、飢饉や天災で人々が苦しむ中で、淳和天皇は豪華な葬送の儀式にお金を使うよりも、自らの死後は散骨をするよう宣言されました。何と素晴らしい愛のある散骨なのでしょう。これこそ理想の散骨の姿です。
天皇の散骨エンター

ペットの散骨

ペットの散骨

私も猫を2匹飼っております、どちらも保護した猫ですが、家族の一員です、ペットの場合は特に次の世代に供養を頼む訳にはいきませんので、家にお祀りするにしても10年ぐらいの年月が妥当で、お庭に埋葬しても良いですし、散骨も良いでしょう。愛するペットと共に散骨することも出来ます。

ペットの散骨は安心できる所におまかせ…ペットの散骨エンター

墓じまいして散骨

後継者の居ないような場合には、墓じまいしてご先祖様の遺骨を散骨ということも増えて参りました。お墓を片付けてしまうことは、ご先祖様に対して申し訳ないという気持ちになりますが、そのままにしていると確実に無縁仏になってしまいます。

ご先祖様には了解を得た上で勇気ある決断である墓じまいはとても大切なことでございます。

墓じまいして樹木葬のような選択肢もあります。