目次
粉骨の方法
粉骨とは、散骨などの目的のために、荼毘に付された故人の遺骨を粉末にすることで、機械で行う方法と手作業で行う方法があり、粉骨すればサラサラのパウダー状になります。
機械で行う粉骨
我が国で散骨業者が使っている機械としては電動粉砕機と呼ばれるタイプの物で、高速回転の強力モーターを備えていることが特徴で、カップの中に遺骨を入れてステンレスの刃を高速で回し、瞬間的に微粉末にする方法です。
少々の金属や石、固形物などが混入していても粉にしてしまう程のパワーがありますので、出来上がった遺骨の粉末は、吹けば飛ぶような感じの微粉末になっているのが特徴です。
機械で行う粉砕のメリットは
- 誰でも出来る
- 作業が楽である
- 短時間で出来る
- 遺骨に不純物が入っていてもあまり気にしなくて良い
- 微粉末になる
手作業で行う粉骨
粉骨業者は検索すればたくさんありますが、立会いが出来る所をおすすめいたします。
色んな理由をつけて立ち合いを拒む業者は、見られたら困る方法でしているということです。
そして絶対に手作業での粉骨を選びましょう。
機械での粉骨は亡き人にとって、高速の機械に掛けることで、遺骨が粉になってしまった事を理解することが出来ません。
少なくとも粉骨と言えども葬儀からの流れの中の一環であり、亡き人に語り掛けながら、儀式を行って一連の流れを行ってきたのですから、突然カップの中に入れられて高速で回されたら、これまで行って来た儀式などの一切が無駄になってしまいます。
やすらか庵では立ち合いはもちろんのこと、可能な限り参加して頂いています。参加することで、故人様への良き供養となり、充実感と満足感が得られるからです。
こだわりの手作業粉骨は海外対応
海外で散骨するなどの理由で飛行機で海外に遺骨(遺灰)を持ち出される場合には、手荷物として持ち込みましょう。書類としては埋葬許可証があれば十分ですが、念のため英文の粉骨証明書もあれば安心です。国内線の場合でしたら埋葬許可証と和文の粉骨証明書があれば安心です。
海外に持ち出す場合にはご自分で粉骨することはおすすめいたしません。遺骨には金属、非金属を含む大量の不純物が混入していますので、遺灰の中に混ざっていたら手荷物検査で調べられることがあるからです。
NPO法人やすらか庵の粉骨は手作業で行います。まず最初にお遺骨の中に含まれる異物を目視で徹底的に取り除くことから始めますので、非磁性の金属であっても混入することはありません。
完璧に目視で取り除いたとつもりでも遺骨に高温で溶けた異物が混入していることがあり、粉骨を手作業で行うことにより、五感の感覚で発見し、取り除きますので、出来上がりはほとんど異物の混入の無い純粋なお遺骨(遺灰)になりますので、海外に持ち出す場合の手荷物検査も安心で通過いたします。
万一荷物の中身を聞かれてもこれさえあれば安心です!…英文または和文の粉骨証明書は無料で作成いたします
NPO法人やすらか庵の粉骨は3つのコースがあります
宅配便利用の手作業粉骨24,800円
宅配便で遺骨を送るのは、少し抵抗があるかもしれませんし、目の前で見ていないから、不安でしょう。
NPO法人やすらか庵の粉骨は、目に見える人が誰もいなくても立ち合いということで手抜き無しに行っております。
インターネット特別価格です
手作業で丁寧にお遺骨を粉骨いたします、不純物のほとんど無い仕上げは環境にも安心で海外にも安心して持ち出せます。
・料金は24,800円(消費税込) ・3寸の骨壷以下なら 12,800円(消費税込) ・ご依頼主様の送料の負担は全くありません |
・お申し込みはこちら→宅配便利用の手作業粉骨 |
お申し込み頂いてから送料負担の全く無い「荷造りセット」をお送りいたします。
荷造りセットには
- ダンボール箱
- やすらか庵への送り状(着払い伝票)
- 荷造り用テープ
- 緩衝材
- 荷造りの仕方説明書
が付属しています。
代金のお支払いは
- 荷造りセットのお受けとり時に代金引換
- 千葉銀行
- 郵便局のお振込
いずれかを選択してください。
粉骨後の入れ物は次の中から選べます
*水溶性袋(大と小サイズ有り) *ガラス容器(各種サイズ有) *ちょうど入るサイズの骨壷
宅配便利用の手作業粉骨の流れ
- お申し込み
- 荷造りセット送付
- お受け取り
- 荷造り
- 発送(着払い)
- やすらか庵に到着
- 手作業による粉骨
- 粉骨したお遺灰の送付
- お受け取り
2体以上を同時に依頼される場合は1体増えるごとに22,000円(消費税込)追加
フリーダイヤルですから、何でも聞いてください0120-655-480 やすらか庵
もしくは 宅配便利用の手作業粉骨お申込み
散骨するには必ず粉骨しないといけないことや、
樹木葬でも粉骨が条件の所が多数あり、手元供養するにも粉骨が必要です。
☆もっと詳しく…宅配便利用の送骨、手作業粉骨とは
立ち合いで手作業の粉骨
このサイトの主旨が「自分でできることは自分でする」ということで、ご自分で出来るように案内していますが、何分初めての事ですし、不安もあることですから、仮に依頼するにしても、可能な限り参加して頂こうと思っています。
この立ち合い粉骨のために九州から新幹線に乗って、泊りがけで来られた方もおられます、無事に粉骨が済んで、とても感激されておられましたので、遠方からでも来られる価値は充分にあると思います。
また、粉骨をしながら故人の供養の仕方や親族間でのトラブルなどでの悩みを相談されて、無事に解決された方もたくさんおられますので、普段では味わえないとても有意義な時間が過ごせると思います。
そして何よりも、手作業で行う粉骨は、故人様の供養という意味ではとても素晴らしいもので、自分の体を使って奉仕することが最大の供養なのであります。また、遺骨は粉になりさえすれば、どんな方法でも良いという訳ではありません。
遺骨を物として扱ってはいけません、亡き人の体の一部であり、礼拝の対象でもあり、亡き人がこの世に降りて来る依り代ともなる存在であり、あの世に迷わずに送り届けるという位の明確な意識を持った者でないと本来は触れることが許されないのです。
・料金は33,000円(消費税込) ・3寸の骨壷以下なら 22,000円(消費税込) ・やすらか庵に直接お越しください |
・お申し込みはこちら→立会いで手作業の粉骨 |
粉骨後の入れ物は次の中から選べます
*水溶性袋(大と小サイズ有り) *ガラス容器(各種サイズ有) *ちょうど入るサイズの骨壷
費用は33,000円でございます
お問い合わせ、お申込みは
0120-655-480 もしくは 立ち合いの手作業粉骨お申込み
☆もっと詳しく…立会で手作業の粉骨
ご自宅に出張して立会い手作業の粉骨
自宅が故人様にとって一番のくつろぎの場であるので、持ち出したくない、高齢なので、重い遺骨を持って出かけることが困難だ、家族揃って参加し家で粉骨したい、親戚を呼びたい、寝たきりの親にも傍で立ち会わせたい、など理由は様々ですが、出張で粉骨もいたします。遠方では岩手、山形まで出張したこともあります。
交通費は実費頂きますが、たった一回しかないことですから、贅沢ということではなく、精一杯の思いやりだと思います。
自分が何かしてあげたいと思った時に、何が出来るかはそれぞれの価値観がありますが、今出来る最大限のことをして差し上げることが故人様への供養です。
粉骨後の入れ物は次の中から選べます
*水溶性袋(大と小サイズ有り) *ガラス容器(各種サイズ有) *ちょうど入るサイズの骨壷
費用は5万円でございます、3寸以下の骨壺は33,000円でございます、遠方の場合には交通費実費頂きます。
お問い合わせ、お申込みは
0120-655-480 もしくは 出張粉骨お申込み
どの業者も自分の所が最高だと思っていますし、料金だけを比較して優劣をつけたがる愚かな業者もいますが、私達は、NPOとして救済活動のために行っていることで、もちろん維持のためにお金は頂きますが、収益を分配するようなことはしておりません。今の所収益はありませんが、あれば次の救済に回すだけです。
☆もっと詳しく…ご自宅に出張して立会い手作業の粉骨
粉骨をご利用の方の特典
粉骨ご利用の特典-手元供養品無料
やすらか庵の粉骨を利用された方にはメモリアル品は1点無料で、やすらか庵の散骨を利用された方にはメモリアル品は2点まで無料で差し上げます。
メモリアル品は全て代表清野のこだわりの手作り品で、亡き人の供養のためにと心を込めて作り続けています。
金属製ではありませんので、棺桶に副葬品として入れられることが特徴です。
形も古来からある大切なものを入れるにふさわしい落ち着いたもので、無料だからと言って手抜きをするような安っぽい手は使いません、差し上げるからこそ最高のものをという変なこだわりが自慢でございます。
粉骨ご利用の特典-お焚き上げ無料
散骨はある意味大切な故人様のお片付けとも言えるものですが、故人様の身の回りにも片付けなければいけないものがたくさんあります。
お片付けと言っても、簡単に捨てられるものと捨てられないものがあり、例えば故人様との思い出の写真や故人様の愛用品などは、どうしても捨てられないものです。
捨てられない物、例えば写真、御守、御札、愛用品、位牌などは読経供養の上でお焚き上げするのが最も正しい方法なのです。
特に神仏が宿ったようなものを捨てたりすることは、大変に失礼なことなのです。
そこでやすらか庵の粉骨と散骨を利用された方には無料でお焚き上げ供養をさせて頂いています。代表が僧侶であるから出来ることです。
☆宅配便利用の方は箱のすき間に入るだけ、立会いの方は80サイズダンボール1箱まで
お預かりしたお焚き上げ品は毎年12月27日前後にお焚き上げ供養を厳修しております。また、お焚き上げ供養までの間は、毎日読経供養させて頂いていますので、丁寧この上ないという方法であると思っております。
粉骨に関する相談は無料
亡き人の遺骨を散骨することに関しては否定的な意見をお持ちの方もあり、お墓に入れないと成仏出来ない、遺骨を捨てるなんてとんでもない、などと言われたりするものです。いろんな人の意見があって然りなのですが、最も大切なことは、故人様が何を望んでおられるか、ということで、得てして自分達の都合ばかりで決めてしまう世の中なのです。
私は僧侶という立場で、或いはNPO法人の理事長という立場で、多くの方々の悩み、苦しみを解決してきました。
亡き人のため、という基本を貫きつつ、困った方の悩み、苦しみを取り除くということが私の最大の使命でございます。お困りの問題に対しては必ず私代表清野がご相談をお受けしております。
相談は無料でございます、何も関係の無い人生相談も時々ありますが、何でもどんなことでも必ず解決いたします。粉骨の前に必ず心の整理をつけてくださいませ。
無料相談ダイヤル 043-228-1480
粉骨に対する考え
粉骨は遺骨を粉にすることで、粉になってしまえば遺骨という事が分からなくなってしまいますので、遺骨に対する尊厳が薄れてしまいます。粉骨後の遺骨の尊厳を保つには、粉骨の過程が問われます。
亡き人を最高に手厚く送る
亡き人は物を言いません、亡き人は文句を言いません、亡き人は注文をつけません、亡き人は無言です。
しかし、亡き人を粗末にすると亡き人があなたに仕返しをするのではなくて、自分の行為の結果として自分も粗末に扱われ、亡き人を手厚くお送りすれば、自分の行為の結果として自分も手厚く送られるのです。
死に際が粗末であると、その悲惨な結果は繰り返します。その悲惨な気持ちは残り続けます。亡き人は無条件に最高に手厚くお送りいたしましょう。
損得勘定抜きで見返りを求めない、ただ、して差し上げるだけの尊い行為であるべきです。亡き人のためにも、そして自分のためにも。
葬送の本来の在り方
散骨も粉骨も葬送の儀式の一つであり、遺骨の処分の方法ではありません。
粉骨業者は届出制でも許認可制でもありませんので、誰にでも参加出来ますが、粉骨を「遺骨を粉にする」だけのことだと勘違いしている業者があまりにも多く、葬送の儀礼を抜きにした遺骨の処分業者になってしまっています。
葬送の儀礼とは、故人を見送る儀式であり、故人を見送ることによって自分の中に流れている魂を感じ、自分の生き方の指針を見出すことにつながるものに生り得るような大切なことを淡々と済ませてしまったら、実に寂しいばかりの人生になってしまうものなのです。
粉骨というものは、やり方によってはそういう実りのあるものになるのです。
送る者の務め
散骨は故人の生前の希望であったり、或いは家族の者で話し合って決めたりします。
後継者がいないという決定的な理由や、お墓が買えない、お金が無いなどの経済的な理由によることもあります。
また、裏切られたので捨てて欲しいという無情な願いもあるのです。
しかし、いくらお金が無いからと言って、亡き人を捨ててくるようなことをすれば、やがては必ず自分も捨てられることになります。
たとえ裏切られたから許せない人であっても、恐らく一生後悔していたでしょうから、もう亡くなったから許せとは言わないまでも、亡き人を粗末にすると自分も粗末にされるのです。
こういった不幸は、延々と引き継ぎ、繰り返されるだけのことで、誰かがこの不幸の繋がった糸を切らなければいけないのです。
因果応報、自業自得というものは、宗教を超えた大自然の原理として存在するのです。
自分の遺骨も捨ててもらって構わない、と言われれはそれまでですが、たとえお金は貧しくても、心まで貧しかったら、寂しい人生です。
心が豊かであるとは、他に対する思いやりが豊かであるということです。
他に対する思いやりが豊かな人には、多くの人が慕ってきますが、思いやりの心が無い人は、誰からも相手にされない孤独になってしまいます。
可能な限り参加しましょう
お葬式と違って粉骨は、家族や遺族が企画したり、参加したりすることが自由に出来ることが最大のメリットです。
本来は葬送の儀礼であるべきこと、可能な限り参加出来るような形にしましょう。
亡き人をお送りすることは、たった1回だけのことです。やり直しが出来ません、悔いの残らないようにしたいものです。
宅配便を利用される方に対しても依頼主の方に対して、送ります、着きました、というご連絡はもちろんのこと、お遺骨に対してもこちらに着きましたら、お茶をお出ししたりのお接待を、依頼主の方に代わってさせて頂いています。
宅配便を利用される方に対しても、故人様に対する手厚いおもてなしはさせて頂いていますので、ご安心ください。
遺骨は可能な限り少し残しましょう
私達は亡き人を偲ぶのに、あるいは手を合わせるのに、どうしても何か対象物というものが無いと、何処に向かって手を合わせればよいのか分かりません。
故人様の写真は効果的です、写真だけでも構いませんが、出来る事なら遺骨を少しだけメモリアル品に入れて写真と共にお祀りしてください。
写真は、故人のその時の状況が写し込まれたもので、世界に1つしか無いものですが、故人の体の一部のような直接的なものではなく、間接的なものです。
遺品にしても、故人が身に着けていたものであっても、間接的なものです。
故人の体の一部である遺骨は、たとえ少量であってもある意味、それを持っていれば継承者の証であるという法的な効力も持つようなものです。故人の体の一部であるということと、法的な効力さえ持つというものは、遺骨以外には存在しないのです。
しかし、継承者のいない方にとって、遺骨を持ってしまうと、そのお遺骨は次の者に渡すことが出来ない、ということになりますが、最後まで、そのお遺骨を守り通して、本当に最後になったらその無少量のお遺骨は棺桶に入れてもらえば良いのです。
やすらか庵で作成しているメモリアル品は、棺桶に入れて火葬しても全く問題ありません、副葬品として入れることが出来ます。
亡き人の人生、あるいは生き様は私達に必ず何かしらのメッセージを与えてくれます。
私達の体内ではDNAという形で先祖から受け継いだものを次の世代に渡すことを必然的に繰り返されていますが、それ以外にも亡き人が生きている間に目で見たもの、口で話したこと、体で感じたこと、心で感じたことなどの中に先祖からのメッセージが含まれているものなのです。