お墓の中に納骨されていたお遺骨は、たとえ短期間の納骨であっても水分を含んでいますので、粉骨するためには必ず乾燥する必要があります。
お墓のカロートの中の環境
お墓のカロートの中は石やコンクリートで囲まれていて陽が当たることのない真っ暗闇であることや、地下部分であること、通気性が無いことなどのとても過酷な環境であります。お墓の中にも虫が済んでいて、ナメクジ、ムカデ、ゲジゲジ虫などのジメジメした所を好む虫が済んでいます。
お墓の中は湿度が高い
お墓の中には雨水がすき間から流れ込んだり、地下水がにじみ出てきたりしてとても湿度が高く、特に夏にはカロート里中はムシムシ、ジメジメとした最悪の環境なのです。
お墓から遺骨を出したら
お墓のカロートから骨壺を出す時に異様に重たいことがありますが、そういう時には水が骨壺の中に満タンに入っていますので、出したらしっかりと蓋を押さえてから横向きにしますと、水がチョロチョロといつまでも出続けますので、出なくなるまで出し切ります。
骨壺に水が溜まる理由
骨壺に水が溜まる理由としは、カロートの中の環境が深く関係しています。カロートの中は元々ジメジメした環境で骨壺と蓋のすき間から入った水分を含んだ空気が朝晩の寒暖の差で水滴となり、1滴ずつ溜まっていくことを数年あるいは数十年繰り返すことにより、水が溜まり続け、最後には壷の中に水が満タンになってしまうのです。
お墓の中のお遺骨は乾燥が必要
お墓の中のお遺骨は乾燥炉で乾燥しないと粉骨出来ませんし、散骨も出来ません。NPO法人やすらか庵では火葬炉を設置していますので、30分程度で水分が全く無い状態になります。この火葬炉は土葬の場合の再火葬も出来ます。
お墓から出したお遺骨の乾燥料金は1体11,000円です。30分程度の所要時間でサラサラの状態に乾燥いたします。