数あるサイトの中から来てくださったご縁に感謝申し上げます。何かのお役に立てれば幸いでございます。
そもそも火葬場から持ち帰った遺骨というものは、基本的に自宅に安置し続けて全く問題ありません。
遺骨は自宅に安置し続けていいですか?エンター
火葬場で遺骨不要は可能か?エンター
散骨は急ぐ必要がありませんので、皆が納得した上で行ってください。亡き人やペットをお送りする葬送の儀である散骨や粉骨の仕方はどのようにしたら良いのでしょうか、自分でする方法や業者に頼む方法などを分かりやすく解説いたします。

散骨とは

散骨とは、火葬された遺骨(焼骨)を粉状にして大自然の中に散布することですが、明治時代までは土葬が主流であり、土の中に埋葬すれば、年月の経過と共に土に還るという自然葬でしたので、散骨する必要はありませんでした。

土葬が今でも出来る所がある!?…土葬が出来る所エンター

時代が昭和になってから人口の爆発的な増加と都市部への流入により、土葬のための土地不足や、伝染病などを防ぐためという衛生的な理由により火葬が急激に普及し、現在のように火葬が済んだお遺骨を骨壺に入れて持ち帰るというスタイルが定着しました。

後継者がいない

2014年を境に人口の減少が始まり、少子高齢化、核家族化が年々進行する中で、後継者がいない方が増え続け、お墓を持てない方が散骨を利用するようになりました。

散骨と大自然

散骨は大自然の中で行われてこそ意味のあるもので、大自然とは人間の体と魂が還る所であり、作られた物ではなくて、宇宙に繋がる場所であり、私達を包み込む場所、そして敬謙な気持ちで自然と手が合わさる場所なのです。

古代より私達の先祖は大自然に対して畏怖の念を抱き、神々の存在を感じ取り、遥か彼方の世界には極楽浄土、補陀落浄土、ニライカナイなどの死者の国を信じ、祈り続けてきました。

散骨と葬送

散骨する場所は故人様が生前中にご縁がある所や希望の場所が理想です、ハワイに行ったからと言って魂がハワイに残り続ける訳ではありません、ご縁のある人の傍に居る訳でございます。散骨には死者を送るという意味でどうしても必要な条件があり、それは

  • 儀式を行うこと
  • 亡き人に散骨だと理解してもらうこと

黙って何も語らずに散骨していますと、亡き人からは遺骨を捨てられていると思われてしまいます。亡き人がすぐ傍に居ると思ってください。こういった基本的な事が巷の業者では行われておりません。私が僧侶として形式は何であれ、亡き人に対して行っていることは、とても大切なことだと思っております。


粉骨の仕方

参加する粉骨

粉骨とは遺骨を粉状にすることであり、散骨するためには必ず粉骨する必要があります。自分でする方法と業者に頼む方法があります。

粉骨が必要な時

粉骨は次のような場合に必要になります

  • 散骨する時
  • 樹木葬の納骨で粉骨が指定されている時
  • 手元供養品に入れる時
  • お墓の納骨室が一杯になった時
  • 家に安置するのに骨壺を小さくしたい時

などです。一度粉骨したものは、長期保管するのでしたら、密閉した容器かチャック付きビニル袋に入れておけば、10年以上保管してもカビが生えたり変質したりすることはありません。

お墓に納骨された遺骨の粉骨

屋外のお墓に一旦納骨されたお遺骨は、たとえ短期間であってもそのままでは粉骨することが出来ません、骨壺の中に水分が含まれてしまっているからです。乾燥する必要があります。

粉骨の条件

因みに散骨するために絶対に必要な粉骨の条件は

  • 遺骨を2ミリ以下の粉状にすること
  • 遺骨に含まれる不純物を取り除くこと

これだけは絶対に守らないといけません、何故かと言いますと、遺骨をそのままの姿で撒くと死体遺棄ということで処罰の対象になりますし、入れ歯や眼鏡、金属やガラス、セラミックなどをそのまま撒いてしまうと、不法投棄としてやはり処罰の対象になってしまいます。

自分で行う粉骨

粉骨は自分で出来ますが、骨壺の蓋をあけて亡き人の遺骨を粉にしますので、遺骨を見るのが怖い人や、霊的なものを感じるような人が自分で行うことはおすすめいたしません。また、粉骨と言えども葬送の儀であるので、故人様をお祀り出来て、片付けられて綺麗なお部屋を準備する必要があります。

自分で粉骨するメリットは

  • 費用が安い
  • 大切な遺骨を人に預けないで済む
  • 亡き人のために出来ることは自分でしたい

自分で粉骨するデメリットは

  • 遺骨を手で扱うことが恐れ多い
  • 奉仕ですから疲れます

骨壺の開け方が分からない、どうなっているの!?…骨壺についてエンター

知らないと処罰の対象に…粉骨の粒度エンター

えっ!こんなものが入っているの!…遺骨に含まれる異物エンター

自分で粉骨する道具

自分で粉骨するにはお遺骨を2ミリ以下の粉状にすればOKです。素手では出来ませんので、何かの道具が必要になるのですが、時間と体力は相当に必要ですが、間違いのない方法はすり鉢とすりこ木です。すり鉢は30cm以上の大きいすり鉢が必要です。てこの原理などが一切無しで自分の力の実でダイレクトに粉にするのですから、おそらく手に豆が出来ますが、勲章のようなものです。粉骨するのに専門の道具がありませんので、やすらか庵では独自に開発した自分で粉骨する専用の道具のレンタルを行っていますので、是非ご利用ください。

自分でしよう納得の粉骨…自分で粉骨専用道具のレンタルエンター

自分で粉骨式次第

自分で粉骨するのも葬送の儀式であります、茶葉を粉にするような気軽な気持ちではいけません。儀式として厳粛に行ってください。

  1. 可能であればロウソク、線香
  2. 合掌、礼拝
  3. 祭壇より骨壺を降ろす
  4. 骨壺開封
  5. もう一度合掌、礼拝
  6. 骨壺の蓋を開ける
  7. 更に合掌、礼拝
  8. 骨壺に遺骨が入ったまま棒で遺骨を荒粉砕する
  9. トレイに広げる
  10. 不純物を取り除く
  11. ふるいにかける
  12. 更に細かく粉砕する
  13. ふるいにかける
  14. 細かく粉砕とふるいにかけることを繰り返す
  15. 粉砕完了
  16. 水溶性の袋などに入れてバスケットなどに盛り付けする
  17. 綺麗に掃除、片付けする
  18. 祭壇に上げる
  19. 焼香
  20. 合掌、礼拝

業者に頼む粉骨

「粉骨」、或いは「粉骨、業者」と検索すればたくさん出てきますので、慎重にお選びください。散骨業や粉骨業は届け出不要ですので、誰でも開業できます、新規の開業が多く、悪徳業者が存在しますので、くれぐれもご注意ください。また、費用の安さだけを強調した業者で、安さ合戦を繰り広げているサイトや、特に宅配で送るような場合は粉にすれば何でも同じと勘違いしていますので更にご注意ください。

業者に粉骨を頼むメリット

  • 高齢者の方や力の無い方には助かります
  • 確実に粉骨されます
  • 水溶性の袋に入れてくれたりもします
  • 遺骨に恐怖心がある人は、それを感じなくて済みます

業者に粉骨を頼むデメリット

  • 預けたりすると他の方と取り違えたりされるかもしれません
  • 機械を掃除しないと、他の方の遺骨が残って混ざってしまいます
  • 物として粗雑に扱われるかもしれません
  • 粉骨に立ち合わなければ、粉を見せられても故人の遺骨だという実感がありません

粉骨業者選びは慎重に…粉骨業者の選び方エンター

業者に遺骨を持って行く粉骨

どこの業者であれ、遺骨を持って行って目の前で粉骨してもらえば、安心できるというものです。大切なお遺骨ですから、預けてしまうことは避けたいものです、機械で粉骨する場合には、ただ見ているだけで、スイッチを入れたら終わりです。出来ましたら、手作業で一緒に参加できるタイプの立会い粉骨を経験して頂きましたら、感動の度合いが全く違います。涙を流して感激される方もおられます。

遠方から泊りがけで来られる方も多数おられます…一緒に参加する感動の手作業粉骨エンター

宅配で遺骨を送る粉骨

宅配で遺骨を送る(送骨)場合は郵パックのみが遺骨を品名「遺骨」として送ることが出来ます。他の宅配業者では扱ってくれません。新規の業者が乱立していて、悪徳業者もいてトラブルが報告されていますので、利用された方に聞くのが一番です。〇〇円~とかの極端に安い金額が書いてあるような所は大抵は分骨用の小さい骨壺の粉骨の料金ですから、嘘ではありませんが、騙されないようにしましょう。長く続けているような所がある程度安心です。因みにやすらか庵は今年で18年目になります。


散骨の仕方

おすすめの散骨

散骨とは、粉骨したお遺骨を大自然の中に散布することであり、ルールやマナーを守る節度を持つこと、そして亡き人をお送りするという葬送の目的を持つことが必要です。

散骨が必要な時

散骨は次のような時に必要になります

  • 後継者がいないのでお墓にはいっても無縁になってしまう
  • 墓じまいをしたお墓のご先祖に自然に還って頂く
  • 訳あってお墓に入れることが出来ない
  • お墓を買うお金が無い
  • お墓というものが嫌いである
  • 故人が散骨してくれと遺言していた
  • 死んだら全て終わりで、何も残さないという人

などです。散骨は一旦行いますと、遺骨が無くなってしまい、跡になって何も残っていないと、寂しい思いをするかもしれませんので、なるべく少しだけのお遺骨を手元に残しておくことをおすすめいたします。

散骨の条件

散骨するために必要な条件としては

  • 遺骨を粉骨していること
  • 故人の希望であること
  • 周囲の反対が無いこと
  • 葬送の儀式であること

などです。後継者がいないなどの理由で故人様の遺志ではないようなこともありますが、葬送の儀式を行うことにより、お断りを入れて天にお還り頂くという作法が必要になってきます。

自分で行う散骨

自分で散骨することは違法ではありません、合法です。届出の書類などは一切ありません。骨壺の箱の中に入っている埋葬許可証はもう不要の書類になってしまいます。但しルールとマナーを守ってください。

散骨のマナーについてエンター

自分で散骨するメリット

  • 誰にも気兼ねせずに思い通りの葬送が出来る
  • 安価である
  • 旅行に行きながら散骨ということも出来る
  • 思い立った時にすぐに散骨出来る

自分で散骨するデメリット

  • 場所的なことで常識外れなことをしたかと後悔している
  • 亡き人が満足してくれたか不安
  • 段取りが悪くて来てくれた人に不満を言われた

自分で行う散骨-山

自分で所有している山や別荘などの土地に散骨するのは全く問題ありません。他人の土地ならば必ず許可を取ってください、国有林は国の土地であり、誰でも自由に立ち入ることが出来ますが、散骨などの個人的な利用については認められていません。許可を申請しても受け付けられません。海と違って、遺骨がそこに残り続けるということが最大の問題かと思います。少量であって継続的ではなく、個人で利用する生活の権利の範囲内であって、不法投棄でも無いとして裁判するようなことは可能かと思います。

自分で散骨-山編-式次第

  1. 開式
  2. 合掌または一礼
  3. ご挨拶
  4. 故人様への言葉
  5. 音楽
  6. 参加者にお遺骨の手渡し
  7. 散骨
  8. 献花
  9. お酒を手向ける
  10. 合掌または一礼
  11. 御礼の言葉
  12. お食事の接待

自分で行う散骨-海

山に対して海の散骨はほとんどの場所で安心して散骨が出来ます。海の散骨は山の散骨と違って、散布した遺灰がその場所に留まることなく拡散していくからこそ問題にならないのです。自分で船を出して、或いはお知り合いの人に船を出してもらって沖合で散骨すれば、盛大な儀式をしてもね大きな声を出しても全く周囲を気にする必要はありません。海岸や防波堤から散骨するのは、誰も見ていなければ良いでしょう、というレベルで、厳密に言うと違法です。葬送の儀式は参加者の気持ちを最大限に亡き人に向ける儀式です。公明正大に、周りの目を気にすることなく行う必要があると思います。

自分で散骨-海編-式次第

  1. 散骨地点到着
  2. エンジン停止
  3. 開式の鐘
  4. 合掌または一礼
  5. ご挨拶
  6. 故人様への言葉
  7. 音楽
  8. 参加者にお遺骨の手渡し
  9. 散骨
  10. 献花
  11. お酒を手向ける
  12. エンジン始動
  13. 散骨地点を3周
  14. 汽笛長音3回
  15. ゆっくり発進
  16. お見送り
  17. 花が見えなくなったら船内に移動
  18. 巡航速度
  19. 帰港

業者に頼む散骨

散骨は随分と普及してご自分でされる方も増えて参りましたが、準備、段取りで気が付かないようなことも多く、また、粉骨したり船の手配をしたりと慣れないことも多く、散骨に充分に専念しようと思えば、業者に頼んだ方が安心して出来るというメリットもあります。

散骨業者はどれを選べばよいですか?…散骨業者の選び方エンター

業者に頼む散骨のメリット

  • 自分では到底気が付かないことをしてくれた
  • 船の手配や天候の判断など、自分では出来ないことをしてくれた
  • 儀式の段取りが素晴らしかった
  • 準備や後片付けなど全部やってくれるから助かる

業者に頼む散骨のデメリット

  • 葬祭に不慣れな業者はお遺骨を粗末に扱います
  • 応対に心遣いが足りない業者もいます
  • 散骨地点などはよく打ち合わせしないと意外と近場で誤魔化されます
  • あとになって追加料金を取られたという話も聞きます

絶対安心、究極の低料金代行散骨は29,800円
大地に還る風の谷散骨-代行エンター
海に還る旅立ち散骨-代行エンター

業者に頼む散骨-山

現在のところ山の散骨を扱っているような業者は少数です。自分で所有している土地を散骨に開放しているのですが、その土地が何処にあるか分からなかったり、小さな土地であったり、他の業種と兼業して一部を散骨に使ったりしているようです。大体でも良いですから、何処にあるのか分からない、またはリアルな写真が全く無いのは詐欺かもしれません。やすらか庵でも所有している土地で森の散骨を行っていますが、用途は散骨のみでございます。決められた土地を分譲するようなことではないので、土地の詳細を公開すると勝手に散骨する人がいますので、非公開でございます。散骨禁止条例が出来た自治体の過去の例からしても、周辺の住民の反対などがあり、難しい一面があります。

業者に頼む散骨-海

現在のところ、最も問題の無い散骨はやはり海の散骨であり、業者の数も相当な数があります。船を持っている人が遊ばしておくのはもったいないからという単純な理由で始めた人も多く、葬祭の知識やマナーが無い業者もたくさんあります。その点、古くから行っているという業者が安心かもしれません。同伴散骨料金が安いと思ったら、船に乗ってもほとんど燃料を使わずに岸からの至近距離だったりします。また、粉骨のためにお遺骨を預けることも避けた方が賢明です、どのような扱いをされるか分からないからです。「怪しいな」と思ったら止める勇気も必要です。折角ですから、出来るだけ粉骨も散骨も立ち合いでしてもらいたいものです。例えばやすらか庵の即日散骨でしたら、朝10時に遺骨を持ってやすらか庵に来れば粉骨と散骨全てが立会いで出来て、午後1時半には全てが終了して99,800円というシステムです。

何もかもが立会なので疑う余地無し、100%安心の散骨とは…東京湾即日散骨エンター

散骨とお片付け

大切な人が亡くなってからというもの、毎日がお片付けの連続です。
補助金や還付金などで損をしないために、これがあれば鬼に金棒…遺品整理チェックシートエンター
アルバムを整理していて思い出の写真が出てきて時間が経つのを忘れてしまったり、大切にしていたものをどうしようかと悩んだり…散骨もある意味故人様のお片付けですが、仏壇や位牌、アルバム、写真、お守り、お札、故人様の愛用品など、神仏の魂や人の気持ちが入ったものは簡単には捨てることが出来ません。どこのお家でもこういったものが必ずあります。やすらか庵では散骨、粉骨を利用された方には無料でお焚き上げを受け付けていますので、是非ご利用ください。僧侶がしていることだからこそ出来ることでございます。
これは助かる、利用しない手はない!…無料で利用できるお焚き上げエンター

散骨は供養です

散骨は亡き人をお送りする儀式であると共に、供養でもあります、供養とは亡き人に心や気持ちを送り届けることであり、私も齢60近くになってその大切さに改めて気付かされました。私の残りの人生をかけて、この大切さを皆様にお伝えすると共に、亡き人の供養に専念していきたいと思っております。

天皇の散骨に学ぶ

時は平安時代、飢饉や天災で人々が苦しむ中で、淳和天皇は豪華な葬送の儀式にお金を使うよりも、自らの死後は散骨をするよう宣言されました。何と素晴らしい愛のある散骨なのでしょう。これこそ理想の散骨の姿です。
天皇の散骨エンター

ペットの散骨

ペットの散骨

私も猫を2匹飼っております、どちらも保護した猫ですが、家族の一員です、ペットの場合は特に次の世代に供養を頼む訳にはいきませんので、家にお祀りするにしても10年ぐらいの年月が妥当で、お庭に埋葬しても良いですし、散骨も良いでしょう。

ペットの散骨は安心できる所におまかせ…ペットの散骨エンター