お墓に入っていたお遺骨は、水が入っているものです。
納骨室の中が水浸しになったような形跡もないのに、
何故水が入っているのでしょうか。
そもそも、納骨室の中は、とても暗くてジメジメしていて、
骨壷のふたの隙間から入った湿気の多い空気が、
朝晩の温度差などで結露して水滴となり、その水滴の
一滴一滴が、長い年月の間にたまっていくのです。
場合によっては骨壷の中が上まで水浸しになっています。
骨壷を納骨室から取り出す時に、異様に思いと感じたら、
間違いなく水が入っています。
こういう時には、お墓の敷地の中で骨壷のフタを
しっかりと手で押さえたまま、
横向きにして少しずつ水を出します。
フタをしっかり押さえていないと、お遺骨が飛び出してしまいます。