高圧洗浄が済んで船底を乾かしてからは船底塗料塗りです。この仕事だけは体中ペンキだらけになりますので、証拠写真はありません。
船を下から支えている架台がとても低いので、架台の下に潜り込んでペンキを塗れば、刷毛からはポタポタとペンキが落ちてきて、それを被りながらの作業で、首と腰と腕が痛くなってしまいます。
今の時代、使い捨ての作業用ツナギという便利なものがあって、このツナギは最終的にペンキだらけで捨てられる運命にありますが、作業が済んで鏡を見てみると、顔と眼鏡にペンキが…船を持つということは、面倒なものでございます。
何とか1日で作業を済ませましたが、帰りの船のスピードの速いこと。そんなにスピードでなくてもいいのにと思うくらいびっくりで、これが正常な姿なんですが、何とも気持ちの良いこと。おまけに夕焼けがとても素晴らしかったので、船を少し止めて夕陽の写真を撮りました。