ペットと共に散骨

わが国では少子化や核家族化の進行により、夫婦だけで暮らしたり、

一人暮らしの方が増えています。

家族の構成人数は今後ますます減る傾向にあるのです。

ペットと言えば、一昔前までは犬と猫で、外で飼うものでしたが、

最近は、家の中で飼う小型犬やおとなしい性格の猫に人気があり、

家族の一員として大切にされています。

ペットは家族の一員

ペットは家族

時として、だましたり、だまされたりの世の中で、

忠実で決して裏切ることのないペットには、

癒しを感じるもので、無条件にかわいい存在なのです。

若い世代に迎えられたペットは、子供達にも大人気で、かわいがられ、

家族の仕事の疲れを癒してくれます。

年老いて会話の少ない夫婦に迎えられたペットは、

まるで子供のようで、とても明るい雰囲気になり、

生きる望みまで与えてくれます。

ペットショップに行けば、犬、猫、ウサギ、フェレット、

ハムスター、小鳥など、とてもたくさんのペット達が、

新しい家族の一員となることを待っているのです。

ペットのお葬式

ペットの死

ペットの死

しかしながら、家族の一員として可愛がられ、

大切にされたペット達にも必ず死が訪れるもので、

火葬され、骨壷に納められて家の中に安置というケースが多く、

場合によっては何十個ものペットの骨壷がお祀りされている、

ということもあるのです。

ペットの骨壷

ペットが亡くなったら

ペットの死

ペットが亡くなった際には、基本的にペットは物として扱われますので、

ほとんどの自治体では保健所で無料で引き取って焼却くれますが、

火葬ではなくて、焼却であり、ゴミと一緒に焼却されますので、

遺骨は返してもらえません。

これは保健衛生上の住民サービスなので、個別の依頼を頼むこと自体、

無理なことです。

ペットの火葬について

ペット火葬

家族同様に過ごしたペットですから、せめて遺骨だけでも残してあげたいのなら、

まれに自治体で住民サービスとして安価にペットの個別火葬をしている所もあります。

そういうサービスもなければ、民間の業者に頼むしかありませんが、

民間サービスは、固定炉を備えた所と、

車に火葬炉を積載した移動火葬車で出張サービスしてくれる所があります。

固定炉を備えた所は、こちらからペットを連れて出かけるので、

車が無いと行けませんが、待合室があったりして静かにお別れが出来るのが特徴です。

また、ペット霊園を併設している所も多く、お墓の購入もできます。

最近では移動火葬サービスが増えてきたので、こちらから出かけなくて便利ですが、

移動火葬業は許認可制ではなくて、誰でも火葬車さえ購入すれば始められるので、

サービスの質が悪い所が多く、中には悪徳業者がいますので、注意が必要です。

料金的には移動火葬サービスの方が後から参入した関係で安いです。

ペット霊園について

ペット霊園

ペットだけの霊園は、民間のペット火葬場に併設されていること多く、

金銭的に余裕のある人でしたら、購入してもよいと思います。

しかし、ペットの場合には、亡くなってからある程度の年月が経つと、

忘れてしまったり、次のペットを新しく飼ったりすると、

亡くなったペットの記憶が薄れるもので、

だんだんとお参りするのが苦痛になってくるかもしれませんので、

このことを良く考えて購入するべきです。

また、愛するペットと共にお墓に入りたい、という希望を叶えるため、

都会の霊園では、ペットと共に入れるお墓は人気で、

少々高くても順調に売れているようです。

ペットの散骨

ペットの散骨

散骨にしても、「ペットと共に散骨してほしい」と

希望する方が増えてきました。

自分の死後も一緒でいたい、と思うほどの、

とても大切なパートナーなのです。

ペットと共に散骨する時には、ペットの遺骨も粉骨したうえで、

同じ場所に散骨することになりますが、

ご本人の生前の意思などにより、

ペットの遺骨と混ぜてから散骨することもあります。

注意点として、ペットの場合であっても必ず粉骨してください、

自然に還りやすくするためにも、くれぐれも骨のままで撒いてはいけません。

また、昔の人達の考えではありますが、人とペットでは

霊の世界が違うので、人とペットの遺骨を混ぜるべからず、と言われていました。

昔の人に言わせると、とても罰当たりなことですが、

今の世の中では、完全に家族の一員であることから、

家族の一員として尊厳あるお見送りをすることは、

とても大切なことかもしれません。