お墓の納骨室はカロートと言って、
遺骨の入った骨壷を納めるようになっています。
近年のお墓事情は一昔前と比べて小さくなる傾向にあり、
特に都市部では土地価格が高いので、1平米にも満たないお墓が増える傾向にあり、
お墓参りに行けば、隣の人と方が触れるくらいの狭さです。
納骨室に入る骨壷の数も少なく、すぐに一杯になってしまいます。
このような時にはお遺骨を粉骨すれば、
骨壷が小さくなりますので、スペース的に余裕ができます。
また地方でも先祖代々のお墓では、多くの骨壷がひしめき合い、
一杯になってしまうこともあります。
このような時にも粉骨がとても有効です。
例えば7寸の壷に入っているお遺骨は、粉骨すれば4寸か5寸程度になります。
7寸の壷で直径は約21センチですから、4寸では直径12センチまで小さくなるのです。
左の壷が5寸 右の壷が7寸です
また、骨壺というものは、形が丸いので、詰めて入れたにしても、無駄が出ますので、
骨袋と言われる布袋などに入れますと、更に余裕が生まれるということになります。
但しお墓の中のお遺骨は、多量の水分を含んでいますので、
必ず乾燥させないと、粉骨できません。
やすらか庵ではどのようなご要望にもお応えいたします。
専用の乾燥炉もありますので、乾燥と粉骨が立ち合いで出来ます。
お気軽にご相談くださいませ。