海外で散骨するにはそれぞれの国で法律や規制があることがありますから、事前に良く調べることが大切です。
最も人気なのはハワイの海です。
ハワイの散骨
美しい自然と海が人気のリゾート地で綺麗な海と大自然は、日本人に昔から人気のあるスポットで、一度行ったことのある人なら、こんな綺麗な海で散骨して欲しいと願うものです。
ハワイに行くには
ハワイでは、散骨を専門にする散骨業者も多数あり、現地の事務所に日本人がいて日本から申込みも出来るようになっています。
海外旅行という意味で安心なのは、言葉が通じなかったら困る、という問題がありますので、無難なところで、JTBのオプショナルツアーに、現地での散骨を組み込むことが出来るようです。
ハワイ州法
散骨に関してはハワイ州法があり、3マイル以上離れた海域で、且つ禁止区域以外で行えば問題ありません。
また散骨にはライセンスが必要で、使用する船や飛行機も州政府に届出をしますので地元のフューネラルディレクターとの相談が必要です。
違反すると5000ドルの罰金又は1年以下の懲役となりますのでご注意ください。
散骨を先に済ませてからリゾートを楽しめば、良き思い出となります。
その他の国での散骨
私が散骨と粉骨を専門にしている関係で、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ヨーロッパなどいろんな国に散骨に行かれた方がおられましたが、皆さん心配されるのは、遺骨を持って飛行機に乗り込む時に、空港で検査に引っかかるのではないかということですが、問題のあった方は現在のところおられません。
遺骨の機内持ち込み
遺骨は機内持ち込み手荷物として認められています。
念のために「埋葬許可証」は必ず持って行きましょう。
内容物について聞かれるようなことが万一あった場合でも、「遺骨」であることを証明すれば全く問題無いはずです。
火葬が済んだばかりの遺骨(一目見てお遺骨だと分かる姿)を持って飛行機に乗るような場合には、他のお客様の気持ちを考慮して、風呂敷に包んだり、紙袋に入れたりして、他の方の目に触れないようにする必要があると思います。
いずれにしろ、日本にいる間に調べられることは事前に調べておきましょう。
粉骨証明書があれば安心
NPO法人やすらか庵での粉骨を利用された方には無利用で英文、和文いずれかの粉骨証明書を作成致します。
英文、和文、どちらでも…粉骨証明書を無料で作成致します
特典として80サイズダンボール1箱まで高野山真言宗やすらか庵の寺院のお焚き上げ供養利用出来ます。
粉骨証明書とはNPO法人やすらか庵で間違いなくお遺骨を粉骨しましたよということを証明するもので、特に海外での散骨の時には予め国内で粉骨してから持ち込むことになりますが、粉骨になった遺灰に対して違法薬物や危険物などと疑われるようなことがあれば、航空機の搭乗出来ないかもしれません。
その点「埋葬許可証」と「粉骨証明書」があれば故人の遺骨であることを証明できます。
作成者にしても国の認可を受けたNPO法人ですから、信用度が違います。
どの国に行くにしても安心していける事はとても大切な事、NPO法人の粉骨では手作業で金属などの不純物を取り除きますので安心して手荷物検査を受けられます。