総務省が公開している「人口推計」によりますと、
2014年を境に我が国の人口は減少が始まっています。
このカーブを見ていますと、もう当分の間、増えることは無いでしょう。
人口が減って困ることは、
- 国としての生産力が減ることにより、国力が落ちる
- 社会としての活力が落ちる
- お年寄りの割合が増えることにより、医療費などの負担が増える
- 税収入が落ちることにより福祉の質が低下する
- 技術や経験、ノウハウの継承者がいなくなる
- 都市への人口が集中する
- 地方の人口が減る
- 若い人が子育てしにくい環境になってしまう
などマイナスの要素ばかりで、もっといろんな問題がたくさんありますが、
列挙すればきりがありません。
私が問題に思うのは、人口の減少により、後継者のいない方が増え、
絶えてしまう家が増え続けることです。
昔から誰もが願うこととして、家門繁栄、子孫長久と言われますが、
子孫の者がいなくなってしまうことは、
ある意味不幸ということでした。
しかし、このように、人口の減少が進んでいる現代では、
この問題に皆で取り組まなければいけません。
お墓を片付ける墓じまいにしても、後継者のいない方の散骨にしても、
周囲の方の理解が是非とも必要なのです。
人口が減っていく中でも、皆が幸せである形は必ずあるものです。