2008年の写真ですが、夜にレインボーブリッジの下を通った時の写真です。
船で通らないとこのような写真は撮れませんし、
ましてや夜の写真はとても貴重です。
この頃には、岡野さんという方がいて、私より10歳くらい年配の方なんですが、
海の散骨の時に大きなクルーザーを出してもらっていました。
都内にマンションがあるのですが、
とにかく船が好きな方で、よく船に寝泊まりしていました。
病気が原因で今は亡き人なのですが、気さくな人で、
夜のお台場がとても綺麗だからと、
お誘いを受けて乗せてもらった時の写真です。
都会も夜になれば、昼間の顔と違う表情を見せてくれます。
たくさんの色とりどりの灯りは、限られたエネルギーの無駄遣いなのですが、
それでも素直に、そして単純に、綺麗なものですね。
色んな角度から都会の夜景を見る機会がありますが、
とても綺麗だと言っていた人、同じ景色を見た人が今はいない。
と思うととても複雑な気持ちです。
例え私がいなくなったとしても、この景色はまだ続いていることでしょう。
誰も見る者がいなくても、綺麗なのですから、
見て、綺麗だと言ってあげた方が、レインボーブリッジさんも
喜んでくれるのではないかと思った次第です。