海の散骨で、曇りの日は肌寒く、気分も中々すっきりしないものですが、
雨が降りそうだなという雲が近づいてくると、
傘を持っていない、どうしよう、などと考えたりするものです。
何よりも皆さんが帰りに濡れないようにという心配もしなければいけません。
そういう雲が近づいていても、雲の切れ目から太陽の光が射せば、
雲が黒くて厚いほど、強烈なカーテン状の光が射してきます。
大都会の近くではあるものの、地上は人工物だらけですが、
空の上は全くの自然です。
太陽の光は普段は全く意識するようなことは無いけれど、
こういう時にこそ、上から降りてきているのだなと実感できます。
空の上から守ってくれる亡き人も、
このように私達を照らしてくれていると思えば有難いものです。