Q.海の散骨で水溶性袋を使う理由


A.近年は海の散骨に使う水溶性袋が普及してきました。水溶性袋とは、水に溶ける袋のことで、一見すると普通の紙と何ら変わりはありませんが、水の中にいれるとすぐに溶けだします。普通の紙は紙の繊維同士を強力に接着していますので、水の中に入れてもすぐに溶けることはありませんが、水溶性紙は、紙の繊維同士の接着力が弱いので、水の中に入れると、すぐに分解が始まるということなのです。水溶接袋は海の散骨の時にとても便利です、その理由は

  • 散骨に参加する人数分準備すれば、一人一人に手渡すことが出来る
  • 散骨に持って行くときにコンパクトである
  • バスケットに入れるとお花で盛り付けしやすい
  • 遺骨を粉末にした遺灰を残さず散骨できる
  • ゴミにならない
  • ペンなどで字を書くことが出来る
  • 中を出してでも、そのままでも散骨出来る
  • 風の強い時には袋のまま散骨すれば飛び散らない

などが主な理由です。以前は遺骨を粉にした遺灰を便の中に入れて、散骨する人に一人一人回していたものですが、量の加減が難しくて、誰かが全部撒いてしまったりするようなことがありました。そういう意味では、皆が参加できるための必需品だと思います。やすらか庵でも水溶性袋の販売しています。


よくある質問-海の散骨エンター


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