散骨は故人の遺骨を粉状にして散布することですが、
例えば自分の所有地の中で誰にも言わずに静かに行えば、
誰からも何も言われることはありません。
散骨したことを誰かに話したとしても、散骨に対して理解のある人ならば、
快く聞いてくれるでしょう。
しかしながら、世の中には散骨に対して、快く思っていない人もいます。
快く思っていない人でも、
自分の住んでいる所から離れた所の散骨の話でしたら、
悪い思いはしないでしょうけれど、もし、お隣さんであって、
その話を聞いて、気分を害したとしたら…
その後のお付き合いに支障が生じるかもしれません。
散骨に対して快く思わない人の理由としては、
- 風が吹けば自分の土地に飛んでくるかもしれない
- 亡くなった人の遺骨を近くで撒かれるのは気持ち悪い
- 霊的に敏感なので、気分が悪い
- 地下水に浸透して汚染される
- 食べ物を扱っている店舗なので、風評被害が怖い
- 農作物を作っているので、風評被害が怖い
などです。
自分では素晴らしいと思っていても、
違う考えの人が必ずいるものです、いくら説明しても、
感情的な問題は、理解してもらえないものです。
こういう場合は、余計なことを言わないというのが、
一つの配慮かもしれません。
周りの人に対する配慮は、常に心掛けていたいものです。