普通に考えると、入るべきお墓が無いから散骨するのですが、
入るべきお墓があるのに散骨ということもよくある話なのです。
理由としては、
- お墓が遠いので、全くお参りしていない
- 一緒に入りたくない人が先に入っている
- 特定の宗教形式の墓であるため、自分の信仰と違う
- お墓というものに親しみを持てない
- 親族やお寺さんとの付き合いが面倒だ
- お寺から管理料のほかに様々な寄付金を要求される
- 世の中の枠にとらわれない全くの自由人であった
- 亡くなったらそれで終わりだから、墓に入る必要は無い
などです。
近年では、人間関係のもつれによって、墓に入りたくない
という人が増えてきているようです。
夫婦であっても、旦那と一緒の墓には絶対に入りたくない、という人や
嫁と姑の仲が悪く、姑とは一緒の墓に入りたくない、などの話は
日常的によく聞かれます。
例え人間関係が悪くても、亡くなってしまえば、水に流せばいい、
とは思っていても、感情のもつれは、簡単には修復できないものです。
あの世に行ってまで人間関係で嫌な思いをしたくない、というのは
正直な気持ちかもしれませんが、死ぬ前に
「今まで迷惑をかけてゴメン、でも感謝しているよアリガトウ」の一言を
言うことの出来た人は、感情的なトラブルを一瞬で洗い流してくれますよ。
言うのはタダですから、是非覚えておいてください
「今まで迷惑をかけてゴメン、でも感謝しているよアリガトウ」