散骨と粉骨の仕方のホームページで「散骨とは」のページの内容を全て書き換えました。散骨の普及と共に散骨の概念が捻じ曲げられているからです。
私が散骨を始めた17年程前にはまだ散骨は普及していませんでしたので、散骨についてはよく「法律違反だ」とか言われたもので、大手の業者にしても散骨が合法化どうかを見極めるための様子見の期間が長く、ルールやマナー作りが必要でした。
最近では散骨に関しては未だに国家公認という訳にはいきませんが、大手の業者が参入したことをきっかけに、葬送をビジネスとして参入する業者が次々と参入し、ルールやマナーよりも、葬送としての本質を無視したサービス合戦が繰り広げられています。死者を送るという基本部分が削り取られ、目に見えるサービスばかりが強調されているのです。
葬送とは亡き人をあの世に送り届けることであるという基本を説かなければ無縁仏が増えていくと思う次第です。